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佐紀子 大宮

これは意外!バッハ①


稲沢市 おおみやピアノ教室ドルチェのブログです🎹


先月、NHK Eテレで放送されたクラッシックTV

「バッハの魅力」が

とても面白かったので

2回に分けてシェアします。


バッハと言えば、

ピアノ学習者が必ず練習しなければならない作曲家。


バッハさんは、

頭の中が精密で、信心深くて、立派な人・・・

というイメージがありましたが

バッハの意外な一面もわかり、

とっても面白かったです。


ゲストはコレギウムジャパンの

首席指揮者の鈴木優人(まさと)さん。

🔴バッハの意外!その①


バッハは、生きている時は

時代遅れで古くさいと思われており、

あまり評価が高くなかった、という事実が

意外でした。


バッハ、ヘンデル、スカルラッティは

1685年生まれの同い年。

いずれも1700年代前半~半ばにかけて

活躍した作曲家です。


当時、音楽はエンタメとして娯楽化しており、

リラックスできるものや、

エキサイティングで楽しいものが好まれていた。


スカルラッティもヘンデル(ハレルヤコーラスで有名)も、

当時流行していた「商業音楽」を書いており、

人気作曲家として有名でした。


一方バッハは、

教会のため、神様のために作曲し、

古くさいとか時代遅れと言われていた。


このため

バッハは生前の評価はさほど高くなく、

死後、評価が高くなった。


今ではスカルラッティやヘンデルよりも

断然バッハの方が有名なので、

意外でした!


🟠バッハの意外!その②


1685年、ドイツのアイゼナハの

由緒ある音楽一家バッハ家に生まれた。


バッハは音楽の手解きを

教会オルガニストの

兄のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハから受けた。


18才でワイマールの宮廷に就職。


より豊かな貴族の元で働く(宮廷音楽家)

より大きな町の教会で働く(教会音楽家)


このことを目指し

少しでも良い地位と

給料の高い職を求めて

いくつもの町を渡り歩いた。


お金とかいろんな条件にも細かかったし、

条件の悪い仕事は断った。

これは意外!驚きました!


38才で、ライプチヒ聖トーマス教会に就職でき、

生涯を捧げた。

カントール(音楽監督)という職業で

教会カンタータを多数作曲した。


🟡バッハの偉業

バッハの重要なレパートリーといえば

教会カンタータ。


教会カンタータとは

バッハ時代にドイツの教会で

礼拝のために演奏されたもので


当日の牧師さんの説教のテーマを

音楽で表現したもの。


合唱や独唱を組み合わせ

聖書にある

イエスや弟子たち、民衆の言葉を

歌で語りかける。


カンタータを通じて

字が読めない民衆に「聖書の言葉」を教え

聖書の言葉を実感できた、という訳ですね!


1作品20分程度で、

長いもので40分。

オペラのようにも聞こえる。


ここからがバッハのすごいところ!

教会カンタータは

バッハの重要なレパートリー。


バッハはカンタータを

毎週日曜日の礼拝のたびに

新しく作曲した。


テーマが日曜日ごとに違うので

毎週新しい曲を作り

すごいバラエティで作った。


教会カンタータは膨大な数があるのですが

バッハが毎週工夫を凝らしたので

同じような曲がなく

やってもやっても発見があり、

1ミリも飽きないそうです。

(コレギウムジャパン・鈴木さんの言葉)


毎週作曲していても

同じような曲がない!というのが

すごいと思いました。


最も華やかなカンタータ、第30番の動画が

下にあります↓ ↓


バッハは神様のような人格者だと

思っていましたが

高い地位や高いお給料を求めたという

人間くさいところもあったのですね!


一方、

受けをねらって流行の曲を書かなかったのも

矛盾していて不思議です。



華やかなカンタータ 30番

↓ ↓

3人とも年少さんからピアノを習っている生徒さまです。

↓ ↓






お教室YouTubeチャンネル

発表会の動画をアップロードしてあります。

↓ ↓



大内孝夫さんの記事です。

ピアノは受験に役に立つ!

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