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佐紀子 大宮

エレガントなステージマナー(保存版)

更新日:7月9日



稲沢市 おおみやピアノ教室ドルチェのブログです🎹


コンクールや発表会などでドレスを着てステージで演奏する時の

歩き方、お辞儀の仕方、椅子の座り方などの「ステージマナー」。

わかっているようで分からない方も多いのではないでしょうか?


ボストン在住のピアニストで米国公認アレクサンダーテクニーク講師

塚本晶子先生から、舞台での所作について学ぶ機会がありました。


これでステージマナーにも自信が持てます👍

皆さまにもシェアさせていただきます。


🟠最新のステージマナー

~大きな流れ~

お客さまの向こうから座り、

弾き終わった時は、手前から戻ってお辞儀して退場。


<歩き方>

鼠蹊部(コマネチライン、ビッグマウス)から足を動かす。意識はそこへ。

膝は意識しないで、足の付け根から大きく一歩を踏み出す。足を放り出すように。

頭、頭、頭、頭が上に載っかる歩き方で、頭は上へ上へ。

ヒールの高い靴は、膝が曲がらない。


<お辞儀>

🟡身体の折り方の中は30度で目先2メートル先が一番いい。

深くお辞儀をしないこと!30度の浅いお辞儀は自信とオーラが感じられる。

コマネチライン(ビッグマウス、鼠蹊部)から身体を折ると、背中が丸まらないので美しい。

30度で、1でさっと折って、

2、3、4で戻す。

(戻すのはゆっくり目で良い)

🟡手は組まない。そのまま下に手を沿わせるが、手のひらを上にしてお辞儀すると肩が開いて綺麗。

手のひらを下にすると肩がすぼまり、美しくない。


<演奏後の立ち方>

演奏後、イスから立ってから右を向くのは良くない。立ち上がるのと右を向くのを2回に分ける動作は音楽的でない。

右足を右向けて左足をそれに寄せる。

そして立ち上がるのではなく、姿勢を崩さず歩き出すようにお客さまの方へ出る。

背中を丸めない。

これで1つの流れになり、エレガントで美しい。

演奏後は美しい音楽の後味と、曲への愛情と、聞いている人への感謝の気持ちを、流れるような所作で行う。


アメリカ人の子どもたちは、どのお子さんもステージマナーがとても上手なんだそうです。

アメリカでは演奏がどんなに下手でも、子どもたちは一連のエレガントな動作でお辞儀をし、お客さんはパフォーマーを大喝采で称賛するそうです。

さすが、エンターテイメントの国!

素敵ですね!

これらの一連の動作は練習しないと難しいかもしれません。

下に解説動画も作りましたので、参考になさってください。


動画をご覧になった方から「ピアノを習うこと=作法も学べる。と子供の時から思っていました。」とコメントいただきました。

本当にその通りですね!


ステージマナーの動画です。

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