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憧れの「アラベスク」が弾ける指を育てる

佐紀子 大宮
15 時間前
読了時間: 9分
ブルグミュラー「アラベスク」と親指の使い方をテーマにしたピアノ教室ブログのカバー画像

「アラベスク弾いて!」

レッスンの終わりになると、

毎週そう言ってくれる

年長さんのAちゃん。


Aちゃんが聴きたがるのは、

ブルグミュラー25の練習曲の2番

「アラベスク」です。


軽やかで、速くて、かっこよくて...😎

発表会の時に

1年生のお姉さんが弾いた曲。


「いつか私もこんな曲を弾いてみたい!」

そんな憧れを持つお子さんも

多いのではないでしょうか。


私の教室でも、

「アラベスクが聴きたい!」

「アラベスクが弾きたい!」

という声をよく耳にします。


でも、聴いていると

カッコいいこの曲ですが


実際に弾いてみると

意外と難しいんです。


特に16分音符が続くところでは


  • 音が転んでしまう

  • 指がもつれてしまう

  • 速く弾きたくても、テンポが遅くなってしまう


そんなことが起こりやすくなります。


では、

どうしたら憧れの「アラベスク」が

軽やかに弾けるようになるのでしょう?


実は、その準備は

「アラベスクを弾く時期」よりも、

ずっと前から始まっているのです。


「アラベスク」を弾くために

大切な2つのこと


「アラベスク」のように

細かい音符を速く続く曲ためには、


強い指も弱い指も

同じように揃えて

自分の意思で動かせることが大切です。


特に、

私は次の2つを大切にしています。


① 右手の弱い4・5の指がしっかり動くこと


ピアノを弾いていると、

「1、2、3の指は動くけれど、

4と5の指はちょっと動かしにくい……」

ということがあります。


特に速い音符が続く曲になると

4・5の指がうまく動かず

音がそろわなくなってしまいます。


だからこそ

まだ小さなお子さんのうちから、

弱い指や不器用な指の使い方を

身につけなければなりません。


今は簡単な曲を弾いていても

そのトレーニングの積み重ねが、

いつか憧れの曲を弾くとき

力になってくれるからです。


② 左手の親指を

上手に使えること


そして

今回特にお話ししたいのが、

左手の親指です。


私が子供の頃、師事していた先生は

「親指を制する者は

ピアノを制する」と

いつもおっしゃっていました。


親指って、そのくらい

大切な指なのです。


親指は

他の指とは少し違う動きをするので


「親指を使うと手首に力が入ってしまう」

「親指が寝てしまう」

「親指だけうまく動かせない」

ということがあります。


でも、親指がスムーズに使えるようになると

手の形が崩れず

手に余分な力が入らないので

細かい音符が弾きやすくなります。


ピアノの親指は、どう使うの?


幼児さんのレッスンでは、

親指を使うときの手の形も

大切にしています。


一つのポイントは、

✔️親指を立てて使うこと。


そしてもう一つは、

✔️指の関節がつぶれたり、

 手の形が崩れたりしないようにすること。


もちろん、

小さな手には一人ひとり違いがあります。


手の大きさも、指の長さも、柔らかさも

それぞれ違います。


ですから、「この形にしなさい」と

無理に形だけを作るのではなく


その子の手の成長を見ながら、

自然に指を使えるようにしていきます。


ピアノを始めたばかりの頃から

親指の使い方を少しずつ身につけていきます。

(写真は年長さんの手のフォーム)

ピアノの鍵盤で親指を立てて弾く手元|ピアノの指づくり

写真のような手の形を作りながら

親指を動かす経験を

重ねていきます。


なぜ

ピアノを始めたばかりの頃から

指づくりをするの?


「アラベスクを弾くようになってから

親指の練習をすればいいのでは?」

そう思われる方も

いらっしゃるかもしれません。


でも、

アラベスクのような

難しい曲に取り組む段階になってから、

親指の使い方を身につけようとすると、

負担が大きくなります。


曲そのものを練習しながら、

同時に親指の使い方まで

身につけなければならないからです。


だからこそ、

簡単な曲を弾いているうちに、

少しずつ基礎を身につけておくことが大切です。


簡単な曲の中で、

指の動かし方や

親指や小指の使い方を自然に覚えておけば、


難しい曲に進んだときにも、

その基礎が支えになり

とても楽に弾けます。


反対に

アラベスクを弾く段階になってから

指の使い方を一から学ぼうとすると、


曲を仕上げることと

基礎を身につけることの

両方に取り組むことになり、

苦労も多くなってしまいます。


私は、難しい曲を弾くようになってから

基礎を身につけるのではなく、


簡単な曲を弾いている時期から

少しずつ準備しておくこと

とても大切だと考えています。


ピアノを始めたばかりの幼児さんでも


「指先で鍵盤に触れてみよう」

「この指を動かしてみよう」

「親指も仲間に入れてあげよう」


そんな小さな経験を重ねていきます。


その時には、それが

何年後にどんな曲につながるのか?は

分からないかもしれません。


しかし、

数年後にブルグミュラーの「アラベスク」を弾くようになったとき


「あのとき練習していたことが、

ここにつながっているんだ!」と

感じる瞬間がきっとあります。


「今やっていること」が

いつか憧れの曲につながっていく


幼児さんのレッスンでは、

今弾いている曲だけを

見ているわけではありません。


その先にある、

「こんな曲も弾いてみたい!」

という気持ちまで大切にしています。


そのために、

  • 指の使い方

  • 音符を読む力

  • リズムを感じる力

  • 音を聴く力


一つひとつは小さなことでも、

今の積み重ねが、

いつか憧れの曲を弾くための力になっていきます。


「好き!」という気持ちは

上達する大きな力


子どもたちの

「この曲が好き!」

「この曲を弾いてみたい!」

という気持ちは、とても大切です。


年長さんのAちゃんが

毎週「アラベスク弾いて!」と

言ってくれるのも、

この曲への憧れがあるからです。


発表会で1年生のお姉さんが弾いたのを

聴き


先生が弾く「アラベスク」を聴きながら


「私もいつか弾きたいな」

と思っているのかもしれません。


そんな気持ちは、

ピアノを続けていくうえで大きな力になります。


だから私は、

「まだ難しいから無理」

と終わらせるのではなく


「今から少しずつ準備していけば、

いつか弾けるようになるよ」

と伝えてあげたいと思っています。


「楽しい」だけじゃない。

でも「楽しい」ことは大切


子どものピアノレッスンで、

「楽しい!」という気持ちは大切です。


ピアノが楽しい。

先生と一緒に弾くのが楽しい。

新しい曲を弾くのが楽しみ。

「できた!」が嬉しい。


そんな気持ちがあるからこそ、

子どもたちは少しずつ成長していきます。


でも、

楽しいだけで終わってしまうのではなく


「楽しく練習を続けながら、

気がついたらしっかり力がついている」

そんなレッスンにしたいと思っています。


音楽を楽しむ時間の中にも、

指の使い方や

音符を読む力など


将来につながる基礎を

自然に取り入れています。


「後でやればいい」ではなく

「ピアノの基礎は

始めたその日から」


ピアノの基礎は、

難しい曲を弾くようになってから

始めるものではありません。


ピアノを始めたその日から、

少しずつ育てていくもの。


私はそう考えています。


小さな手で

一生懸命鍵盤に触れている幼児さん。


まだ上手に指が動かなくても

大丈夫です。


今できることを少しずつ。

その子の成長に合わせて、

無理なく、丁寧に。


そうして育てていった指や耳、

音楽を感じる力が、

何年後かに「憧れの曲」へ

つながっていきます。


「いつかアラベスクを弾きたい!」を

一緒に育てたい


「アラベスク弾いて!」

毎週そう言ってくれるAちゃん。


今は先生が弾く「アラベスク」を

聴くことが楽しみです。


でも、いつか

Aちゃん自身が鍵盤に向かって、

「アラベスク、弾けるようになったよ!」

と言ってくれる日が来たら……。


そんなことを想像すると、

今のレッスンでの小さな積み重ねが

ますます大切に思えてきます。


憧れの曲を弾けるようになるために

必要なのは、


その曲を練習するときだけの

頑張りではありません。


毎日の小さな積み重ねが

「いつか」の演奏につながっていきます。


「お子さんの「弾きたい!」を

大切にするピアノ教室です


当教室では、

幼児さんの気持ちを大切にしながら、

将来の演奏につながる基礎も

丁寧に育てています。


今はまだ

簡単な曲を弾いている小さなお子さんも、


何年後かには、

「この曲を弾いてみたい!」

そんな憧れの曲に出会うかもしれません。


そのときに、「弾いてみたい」

という気持ちを

実際の演奏につなげていけるように、


ピアノを始めたその日から、少しずつ、

指の使い方や音符を読む力、

音を聴く力など、

将来の演奏につながる基礎を積み重ねていきます。


お子さんの「弾きたい!」を

一緒に育てていきませんか?


体験レッスンでは、

お子さんの年齢や成長に合わせたレッスンを

実際に体験していただけます。


幼児さんのピアノ教室、

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どうぞお気軽にお問い合わせください。


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よくあるご質問|幼児のピアノと指づくり

Q. ピアノを始めたばかりでも、

指の形を練習しますか?

はい。

ピアノを始めたばかりの幼児さんも、

年齢や手の発達に合わせて、

自然な指の使い方を少しずつ身につけていきます。


最初から完璧な形を求めるのではなく、

鍵盤に触れながら、

できることを一つずつ増やしていきます。


Q. ブルグミュラーの「アラベスク」は

何歳くらいに弾けますか?

年齢だけで決まるものではありません。

楽譜を読む力、

指の動き、

手の大きさ、

これまでの練習など、


一人ひとりの成長によって異なります。

「○歳になったから弾く」というよりも、


曲を弾くために必要な基礎が

身についてきたタイミングで

挑戦します。


Q. アラベスクを速く弾くと、

音が転んでしまいます。

どうしたらいいですか?

速く弾けない時は

手のフォームが悪いため

手に余分な力が入っていることが

原因であることが多いです。


まずは、速く弾くことよりも、

手のフォームを直し、

余分な力を抜けていることを

確認してみましょう。


無理にテンポを上げるのではなく、

無理のない速さで弾けるようにしてから、

少しずつテンポを上げていくことがポイントです。


Q. 親指がうまく動かないのですが、大丈夫でしょうか?

大丈夫です。

親指は他の指とは違う動きをするため、

最初からスムーズに使えないのが普通です。


お子さんの手の大きさや成長に合わせて、

少しずつ親指の使い方をご指導していきます。


Q. 幼児からピアノを始めると、

どんな基礎が身につきますか?

音符を読む力、

リズムを感じる力、

音を聴く力、

鍵盤を指先で扱う感覚など、

さまざまな経験を積み重ねていきます。


また、将来さまざまな曲に挑戦するために、

指の使い方や手の使い方も、

お子さんの成長に合わせて

少しずつ身につけていきます。






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