なぜピアノコンクールに挑戦するの?レパートリーが広がり、ピアノがもっと楽しくなる理由
- 佐紀子 大宮
- 5 日前
- 読了時間: 5分

「コンクールには出た方が良いのでしょうか?」
保護者の方から、
このようなご質問をいただくことがあります。
もちろん
コンクールへの参加は必須ではありません。
けれど
長年たくさんの生徒さんを
ご指導してきて感じるのは、
コンクールへの挑戦は
お子さんのピアノの世界を
大きく広げてくれる、
ということです。
今回は
コンクールに挑戦することで
ピアノがどのように変わっていくのか?を
お話しします。
コンクールに挑戦すると
弾ける曲が増えていく
コンクールに
2~3回挑戦した生徒さんを見ていると
以前よりも弾ける曲の幅が
大きく広がっています。
課題曲にじっくり取り組む中で
・テクニック
・表現力
がふだん以上に
身についていくからです。
それまで「難しそう」と
感じていた曲も
いつの間にか
弾けるようになっていることが
あります。
実際に
私は、生徒さんに、
「こんな難しい曲が弾けるようになったのは
コンクールに挑戦したからだよ。
出て良かったね。」
とお話しすることが、よくあります。
難しい曲に
挑戦できるようになる
理由
一つの曲を仕上げるためには、
ただ音を間違えずに弾けるだけでは、
表現には至りません。
楽譜を読み込み、 音の響きを聴き、
手や指をコントロールしながら
曲に合った表現を追求していきます。
こうした積み重ねが
身体に蓄えられ
次の曲に取り組むときの力になっていきます。
1年前には出せなかった音が
出せるようになり
音色の幅が広がり
多彩な表現ができるようになります。
最初は難しく感じていたことも、
コンクールに向けて取り組む
経験を重ねるうちに、
少しずつできるようになっていきます。
その変化を
生徒さん自身が実感できることも
コンクールの大きな魅力です。
レパートリーが広がると
ピアノの楽しみ方も広がる
弾ける曲が増えると
ピアノの楽しみ方も変わってきます。
さまざまな曲を
楽しめるようになる
美しいメロディーの曲。
ペダルを使って豊かな響きを楽しめる曲。
速くて華麗なパッセージがある曲
今まで知らなかった作品にも
目が向くようになります。
発表会で選べる曲も増えていく
弾ける曲が増えれば
発表会で選べる曲の幅も
広がります。
「この曲も弾いてみたい」
「こんな曲にも挑戦してみたい」
そんな気持ちが生まれると
ピアノはさらに
楽しくなっていきます。
教室の中だけでは
得られない経験も
同年代のお子さんの演奏を聴く
コンクールでは、自分と同じように
目標に向かって努力してきた
同年代のお子さんたちの演奏を
聴くことになります。
「頑張っているのは自分だけじゃない」
「こんなに上手に弾く人がいるんだ」
そんな気づきや刺激が
次の目標につながることもあります。
新しい目標が生まれる
普段のレッスンだけでは
なかなか得られない刺激を受けることで
「次はもっと上手に弾きたい」
「こんな曲を弾いてみたい」
という新しい目標が生まれることもあります。
思うような結果にならない経験も
次につながる
コンクールでは、
いつも思った通りの結果になるとは
限りません。
実は私自身も
小学6年生のときに
コンクールで落選した経験があります。
そのときは悔しい思いをしましたが、
「何が足りなかったのだろう」
「これからどう練習すればいいのだろう」
と考えるきっかけになりました。
そして
2年後にもう一度挑戦し、
自分でも納得できる演奏を
することができました。
思うような結果にならなかった経験も
そこで終わりではありません。
次にどうするか?を考えることが
新たな成長につながっていきます。
コンクールで身につけた力は
その先にもつながっていく
コンクールに向けて身につけた
表現力やテクニック、
そして本番で演奏する経験は
コンクールだけで
終わるものではありません。
その経験は次へつながり、
大きな財産となります。
学校の音楽の授業や、
伴奏オーディション、
学校行事のピアノ伴奏など、
さまざまな場面で活かされます。
実際にコンクールに数回挑戦している生徒さんは
しっかりと実力がついているので
合唱曲の伴奏にも
余裕を持って
取り組むことができています。
一つの挑戦が
その先の新しい挑戦へと
つながっていく。
それも
コンクールの大きな価値だと感じています。
よくあるご質問
Q. コンクールには必ず出た方が良いですか?
いいえ。
コンクールへの参加は必須ではありません。
それぞれのお子さんに合ったペースで、
ピアノを楽しむことが何より大切です。
挑戦してみたいという気持ちがあるなら、
コンクールは「大きな経験」になり
お子さんの大きな成長につながるので
出られることをお勧めします。
Q. コンクールに出ると
ピアノは上達しますか?
課題曲にじっくり取り組み、
より高いレベルの演奏を目指すことで、
テクニック・表現力が
大きく伸びていきます。
Q. 入賞できなかったら
意味がありませんか?
そんなことはありません。
目標に向かって練習したこと、
本番で演奏したこと、
そして結果を受け止めて次を考えたこと。
その一つひとつを
身体が記憶し、
力として蓄えられ、
お子さんにとって
大切な財産になります。
Q. コンクールの経験は
学校伴奏にも役立ちますか?
はい。
楽譜を読む力や
課題曲を弾きこなす技術
本番で演奏する経験などが、
学校伴奏にも活かされます。
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